【勇気づけの子育て】
最近裸で服を拒否する息子。
この日はオムツも履かない。
で、家に置いてけぼりになりました。
自分の行動に責任を持てる様になるため、自分の行動の結末(結果)を自分で体験してもらいます。
その「結末」には2種類あります。
①自然の結末
②論理的結末
①自然の結末
行動の結果、自然に起こる結末。ご飯を食べない→お腹が空く
コートを着ない→寒い思いをする
などです。
②論理的結末
前もって決められた、行動と関連のある、論理的な結末。
「レストランでうるさくしたら家に帰ると約束」→うるさくする→食事を中断し、家に帰る。
今まで息子には、①自然の結末をたくさん体験してもらいました。
②論理的結末も、必要な場面では実践してみましたが、息子の思考の成長が伴わず、難しかったです。
でも、2才1ヶ月になった今、だんだん高度な会話や交渉も出来るようになり、②論理的結末を実践出来る機会が持てる様になってきました。
お正月休みのこの朝、パパに近所にお使いを頼みました。
パパは自転車で行くことにしました。
そして、
パパ「カイ、一緒に自転車でお出かけする? 公園行こうか?」
息子「イェーイ、バイセコー、レッツゴー!」
パパ「じゃー、気替えたら出発しよう!」
息子「ok!」
私が手伝いパジャマを脱いで、オムツを脱ぐと、いつもの様に走り出しました。
きっと本人は遊んでるつもりなんでしょう。
でもこっちはいつもの事で面倒になってきてます。
私「服着ないの? 着替えて自転車乗るんでしょ?」
ふざけて走り回る息子。
私「パパと、着替えたら行こうって話したよね。自転車乗らない?」
私の様子を伺いながら、走り回る息子。
明らかに、置いて行かれるはずがないと思ってますね。
今まで、結局はなんとか着替えさせ、置いて行かれた事はないので。
ここで私はコソっと主人に相談。
主人も快諾。
リビングにはオムツも履かずに遊ぶ息子。
パパ「洋服気ないの?」
ニヤニヤ様子を伺う息子。
パパ「ok! じゃあ一人で行ってくるね。 バイバイ!」
焦る息子。
玄関に向かうパパを必死で追いかけ
息子「No!No!No! ちょっと待ってー。」
泣きながら、パニクりながら、なんとか引き留めようと必死です。
でもパパは止まりません。
靴を履いて玄関を出ます。
うなだれて泣き叫ぶ息子。
息子「No-、ダディー。バイセコー。」
むくっと立ち上がり、急いで私にオムツを手渡す息子。
着替えがく終わると、玄関を開けようと必死です。
私「パパ行っちゃったね。残念だね。」
この「2回目のチャンス」、私の中で気を付けている事があります。
それは、必ず、前のストーリーを終わらす事。
息子が泣いてぐずっている間に「2回目のチャンス」を与えてしまうと、結局「泣けばまたチャンスをくれる」と考えてしまうんじゃないかなと思うんです。
「どうせまた2回目あるんでしょ?」と。
だから、息子が1度目の事はあきらめ、楽しく一人遊びを始めたタイミングで提案しました。
息子「Yes.パーク!」
すぐにバッグを持ってきて、玄関に向かいます。
自転車置き場につきましたが、まだパパはいません。