【勇気づけの子育て】
私はよく使う「勇気づけ」という言葉。
そもそも、「勇気」ってなあに?「勇気づけ」って?
高飛び込みをしていた私はそれで勇気がついたんでしょうか?
アドラーの言う勇気は、それとは違うんですねー。
私の中学高校時の部活は、ちょっと聞き慣れない「飛び込み部」
高い所からクルクル回って水に飛び込む、あれです。
スカイダイビングもしました。
「勇気があるねー」って言う人もいました。
じゃあ、3階の高さの飛び込み台からジャンプ出来たら、
アドラーが言う「勇気」とはこういうことじゃないんですね。
アドラー心理学では、
「勇気」とは、「困難を乗り越える活力」
「勇気づけ」とは「困難を乗り越える活力を与える事」
と考えます。
勇気がある人は失敗を恐れません。
だから、新しい事に挑戦できます。
失敗したとしても、それを乗り越える活力があるからです。
勇気がある人は自分が良いと思った行動を取る事が出来ます。
それを人にどう思われるかを極度に気にしません。
自分が良いと思ってとった行動に対して責任を持てるからです。
勇気があり、他人を信用している人は、
「できない」と認めることを恥ずかしいと思わないからです。
息子が生まれてもうすぐ二年。
この二年、「勇気づける事」「勇気を挫かない事」を毎日考えて、
そして、息子は勇気を持った子に成長してきています。
興味の湧いた事は行動に移します。
息子を見てて、「得してるなー。良い経験してるなー。」
それは、周りの大きい子や大人に可愛がられること。
息子は人見知り、場所見知りをほとんどせず、
だから、初めてや、たまに合う人にも興味を持ち、
なので、色んな人と関わる機会が多く、様々な経験を積んでいます。
私から見ても、「良い経験してるなー。」と関心します。
挑戦する勇気があると、体験から様々な事を吸収します。
そして、その吸収した体験をもとに、また自信を持って新たな事に挑戦できます。
好循環ですね。
息子には勇気をもって自分が思う善を出来るような大人になってほしいです。