【勇気づけの子育て】

お買い物の途中、私の元を走り去り両手いっぱいに商品を持つ息子。

 

こんな一見注意したくなる行動でも、探せば良い面は見つかります。

 

 

100円ショップでお買い物。

 

この日は必要なものだけ買いに来ました。

 

車で息子にお願い。

 

私「今からお買い物行くんだけど、一緒に来てくれる?」

 

息子「うん。」

100均は大好きなのではしゃぎます。

 

私「1つだけお買い物したいの。 コード買ったら帰るけどいいかな?」

 

息子「OK!」

交渉成立!

息子はルンルンです。

 

入口に到着。

カートには乗らないそうです。

 

携帯のコードを見ていると、近くにいた息子、叫んで走り去りました。

息子「チェアー(椅子)!」

 

何だと思いつつ、すぐ隣の通路行ったのはわかっていたのでちょっとそのまま様子を見ました。

 

お買い物終了、隣の通路に行くと・・・

イス型の携帯スタンドの前で息子発見。

これを見つけてチェアーって言ってたんですね。

手にはたくさんイスをもって、レジに向かうつもりです。

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まずは共感。

膝をついて、目線を合わせて話しかけました。

私「いっぱい持って嬉しそうだねー。」

 

そして、素直に驚いた「良い面」に注目

私「これがチェアーだってわかったんだね。こんな小さなチェアー初めてみるね。」

 

それから、商品を棚に戻してもらう交渉をしようと思ったとき、ある事に気付きました。

 

手に何個も持っているイス、全部色が違うんです。

棚を見る限り、偶然そうなったというより、自分で色違いを選び取った様子。

今まで色にこだわる様子を見た事はなかったのでビックリでした。

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私「いろんな色のイス持ってるね。これ自分で選んだんだねー。色を選べるなんて知らなかったよ。カラフルで素敵だね。」

 

息子が出来るようになった事に素直に驚いたし、考えて行動する力は伸ばしてあげたい所。

だから、そこに注目して声をかけました。

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アドラー心理学では、注目された性質が伸びると考えます。

だから、「なんでそんなもの手に持ってるの? いつも余計な事するんだから!」と、買わない商品を手に取った、不適切な面に注目すると、その性質が伸びる=また同じ不適切行動を取る 可能性が高まると考えます。

 

逆に、出来ている面(適切な行動)に注目すると、適切な行動が増えると考えます。

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この後やっと、息子と交渉に入りました。

私「そのイス買いたくなっちゃったんだね。きれいだもんね。 でも今日は買ってあげられないの。 コードだけ買って帰るってお約束したもんね。」

息子「NO-!」

レジに向かい走り出し、レジのお姉さんに買いたい商品を渡します。

息子「はいどうぞー」

商品を引き上げ、人が少ない場所に移動し、息子とお話し。

私「買いたいねー。わかるよー。でも買えないの。」

その場に座り、ぐずりだす息子。でも私の持っている商品は奪い返しません。

私「分かってくれてありがとう。 このイス返してくるね。 ママのコード持っててくれると助かるんだけど、持っててくれる?」

 

コードを手に持ちぐずりながら私の後を追ってきました。

私は淡々と商品を棚に戻しました。

私「コード持っててくれてありがとう。 レジのお姉さんに渡してくれると助かるな。」

 

この後、一緒にコードを買い、車に戻りました。

そして、私の買い物にお付き合いしてくれた、適切な面に感謝を伝えました。

私「お買い物にお付き合いしてくれてありがとう。 助かりました。」

 

子どもを連れて買い物は大変。

正直面倒です。

でも、味方を変えれば、大人の仕事である「買い物」に、お付き合いをしてもらってるんですよね。

ありがたい話です。

一見当たり前に見えてスルーしがちな、そんな息子の協力的な態度に注目し、感謝を伝えていかなきゃなーと改めて思いました。